2013年7月22日月曜日

季節はずれですが・・・七夕リフコンで一考

7月7日の七夕リフコンのプログラムに書かれた案内文です。
七夕のいわれって、案外古いものなんですねぇ。
大事にしたいですね。

リフレッシュコンサート(リフコン)にようこそ!
 七夕(たなばた)~もともとは「棚機」と書き、古い日本の行事で、乙女が着物を織って棚に供え、神様を迎えて秋の豊作を祈ったり、人々の穢れを祓うのが目的だったようです。選ばれた女性は「棚機女(たなばたのつめ)と呼ばれ、川などの清い水辺にある機屋(はたや)に篭り、神様のために心を込めて機を織ります。その際に使われたのが「棚機(たなばた)」という織り機です。
 やがて仏教が伝わると、この行事はお盆を迎える行事として77日の夜に行われるようになり、現在「七夕」を「たなばた」という当て字で読むのも、ここから来ているといわれています。
 この伝統行事に琴座のベガと呼ばれる織女星は裁縫の仕事、鷲座のアルタイルと呼ばれる牽牛星の農業の仕事をつかさどる星と考えられていたそれぞれの星が天の川をはさんで配置されていて、77日の夜にはひときわ輝いているようにみえることから中国ではこの日を一年に一度の出会いの日と考えられるようになり、織姫と彦星のストーリーが生まれたのです。
 日本では平安時代から宮中行事として七夕を祝うことが行われていたようです。1200年以上の歴史を持つ「たなばた」行事。日本人の美しい伝統としていつまでも忘れずに伝えて生きたいですね。


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