昨年の大震災後、サントリーのCMでいろんな方々が歌う場面が印象的です。
1961年秋にリリースされ、日本で大ヒットしたことによりまずヨーロッパから紹介されたようで、イギリスでは「SUKIYAKI」、フランスでは原題どおりの名前で、ベルギーやオランダでは「忘れ得ぬ芸者ベイビー」(なんじゃそりゃ)というタイトルで紹介。イギリスの有名なジャズトランペッターが演奏したようですが、その人が知ってる日本語がSUKIYAKIとSAYONARAだったため、SAYONARAでは曲調とあわず、それでSUKIYAKIになったそうな。(もっと曲調があわないような気も・・・)
ま、当時のヨーロッパでの日本のプレゼンスはそんなもんだったのでしょう。
歌の内容は寂しさを感じさせるものですが、涙をこぼさないように「上を向いて歩く」というのが、悲しさを越えて希望を見出そうとする私達の心に響くのでしょうか。
坂本九の歌い方もまた魅力のひとつですね。今回は3人のコーラスでしっとりと、歌い上げます。