2012年5月18日金曜日

ジュピター

平原綾香のデビュー曲として有名なこの曲、歌う方は音域の広さに苦労します。次回のコンサートでも披露する予定ですが、今回は少し下げていた音を通常に戻し、歌いにくかった低音をすっきりとして、伸びのある高音を皆さんにきいてもらいたいと思います。


もともとはイギリスの作曲家、ホルストの組曲「惑星」の第4曲として有名な曲が原曲になってますが、「ジュピター」と通称で呼ばれているモーツアルトの交響曲第41番も、モーツアルト最後の交響曲であり、名前のごとく威厳ある、堂々とした完成度の高い曲ということもあって、こちらも人気の曲になっています。


そういえば「さよならジュピター」っていうSF映画がありましたね。スターウォーズの向こうを張って日本版SF大作を小松左京がチャレンジした映画。興業的には失敗だったようですが、その意気込みは中々のものでした。日本沈没でも見られるように、小松左京は国と言うものを小説家の観点から考えながら、日本人としてのアイデンティティとか、この島国が世界でどのような関わりをもちながら生きていかなければならないのかを考えさせられる小説を描く作家でした。

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